ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の19
入院の電話

 

入院予約をして、2週間程経つと病院から電話がかかって来ました。

病院のベッドが空いたので入院の用意をして病院に来て欲しいとの事でした。

 

病院のベッドが空くまでの2週間は僕は家でひたすら寝ていました。お休みをいただいたので仕事に行かなくていいという安堵感からか、今までの張りつめた気持ちがゆるんで1日中横になって休んでいました。体からもゆっくりしなさいというサインだったのでしょうか。病院に入院予約をしたのも忘れる程、毎日毎日寝ていました。

 

そんな時に病院から電話がかかかって来ましたので僕はパジャマ、歯ブラシ、着替え、洗面道具をカバンに用意して病院に行きました。

 

病院からは入院病棟の何号室に来て下さいという事でしたので、いつもの様にH先生の診察室には行かずに直ぐに僕が入院する予定の部屋に行きました。部屋に入って着てきたまんまの服でベッドに横になっていると看護師さんが来てくれました。入院中に僕を担当してくれる事になる看護師さんでした。僕は入院は初めてでしたので僕に担当の看護師さんがついてくれるなんて思いもつきませんでした。病院のシステムはこうなっているんだと初めて知りました。看護師さんは入院の書類の手続きの説明をしてくれました。書類は住所、名前、電話番号、家族構成、緊急連絡先とありました。その後、僕の家族の大きい病気の履歴も書いていきました。こんなこともするんだと新鮮でした。

書類の手続きをすませた後は病棟の案内でした。病棟の中を看護師さんに案内してもらいました。僕の入院する病棟は数ヶ月前に出来たばかりでホテルみたい奇麗で廊下なんかはピカピカでした。僕はホテルに来たような気分になりました。

 

 

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