ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の28
2割の方へ

 

のっしのっし先生に「後、半年で人工透析になるよ」と言われてから僕は、なにくそ、絶対に人工透析になるものかと頑張っていました。

 

 

僕の母も一生懸命に僕のために特別食を作ってくれました。しかし、母も家業の仕事をしながら、家族の食事も作ってくれながらの事なのでやはり病院の管理栄養士さんみたいな特別食を毎日毎食作るのは難しい事でした。

 

のっしのっし先生に人工透析宣言をされてからもしばらくの間はクレアチニンも尿タンパクも潜血も横バイを保ってくれていました。でもだんだんと僕に自覚症状が出て来ました。教員を辞めた時のしんどさまではいかないまでも、扁桃腺摘出手術直後の体の楽さは、もう無くなっていました。

 

僕はそれでも絶対に良くなると信じていました。治って楽になった体の状態をイメージしました。せっかく扁桃腺まで取ったのだから無駄にしない様にと完治したイメージを毎日して過ごしました。

 

しかし、定期検診でクレアチニンがあがって来ました。1.5から1.7の間で安定していましたが急に2.0になりました。H先生も

「これからは相談しながらいきましょう」

とおっしゃいました。いままでとは違うトーンに変わっていくのが感じました。

 

耳鼻科の先生が8割治るとおっしゃいましたが僕は2割の方だったのでした。

  • twitter
  • facebook

コメントはこちらから

名前
メールアドレス
URL
メッセージ

*