ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の79
人工透析の勉強

 

僕は1週間から10日ほど入院する事になりました。

入院中に人工透析に慣れるのと、体の中に溜まった毒素を人工透析で抜いて体をゆっくりと休めるのはもちろんですが、

これから始まる人工透析生活をキチンと過ごしていける様に人工透析の勉強もこの入院の大事なことでした。

 

昨日、人工透析をしたので今日は人工透析はありませんでした。

人工透析は各日に行うとの事でした。人工透析を行わない日に人工透析の勉強をしていく事になりました。

 

病室の看護師さんに人工透析のレクチャーを受けました。

人工透析は僕の体の中に溜まった毒素と水分を血液中から取り除いて奇麗な血液にしてまた僕の体に戻す療法とのことでした。昨日ベッドの傍らにあった太い透明なパイプが腎臓の替わりをして毒素を濾過してくれる装置とのことでした。人工透析の時間は標準は4時間ですが昨日の僕の場合は初めてですので3時間にしたとの事でした。

 

人工透析療法の前後に体重を計り、H先生が決めてくれた僕の適正体重を基準にしてそれより増加した分をその日の人工透析で僕の体の中の水分を抜く量を決めるとの事でした。僕はまだほんの少しだけ腎機能が働いているのですがだんだんと腎機能が無くなり無尿になるとの事でした。そうすると体から排出する水分は汗だけになってしまいます。ですので日常生活で水分の摂取をどれだけコントロールできるかが、楽に人工透析を行うポイントだと聞きました。水分をたくさん取ると人工透析で水分を抜く量が増えるので体に負担がかかって急激な血圧低下が起こる時があるとの事でした。

 

また食事の事についてもいろいろと教わりました。特に果物はカリウムが含まれるので腎不全の患者さんには食べるのに注意が必要との事でした。

 

 

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