ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の89
パソコン教室開校式

 

パソコン教室が始まる日がやってきました。

僕は張り切っていました。

今日から朝はパソコン教室でパソコン教室が終ると夕方、家に帰らずに直ぐに病院にいって夜間人工透析です。

準備した通りにパソコンと人工透析の両立が今日から始まるのです。

家を出る時にはバッグが2つ。

パソコン教室のバッグと人工透析のバッグです。

パソコン教室のバッグにはノートと筆記用具。

人工透析のバッグには大きいバスタオルとハンドタオルとパジャマと止血バンドが入っています。

2つのバッグを車に積んでパソコン教室に出かけました。

 

パソコン教室の開かれるビルの入口でにこやかな男性が一人立っていました。

男性は

「パソコン教室はこちらです」

とはじめてこのビルに来る生徒さんを誘導してくれていました。

にこやかに手振りを大きく分かりやすく使って誘導してくれていました。

 

パソコン教室は正式には「職業訓練 情報基礎科」と言いました。

毎回、出席簿に押印して出席した日数分について給付金がいただけました。

開校式には関係者の方々のお話があってお話が終るといよいよ授業が始まりました。

 

最初は自己紹介でした。

先ずは先生からでした。

先生のお名前は「坂上先生」といいました。

先生は

「私はパソコン講師歴が長くて日々パソコンの指導法を研究して今でも分かりやすく高度なテクニックを伝授するにはどうしたらよいか考えている」

とおっしゃいました。

そして、

「おそらく私は和歌山ではトップクラスのインストラクターと自負しています。」

と話し、

「私の持っている全ての技術を皆さんにお伝えします。決して出し惜しみはいたしません。

安心して授業についてきて下さい。どこの企業に就職してもパソコンで困る事はいたしません。」

と自己紹介されました。

なおし

 

 

続いて生徒さんの自己紹介が始まりました。

17名の生徒さんの自己紹介で生徒さんのニックネームを坂上先生がつけていきました。

このパソコン教室の期間中にお互いに仲良くなりやすい様にニックネームで呼び合える様にとの配慮からでした。

僕はキヨッサンになりました。

 

ビルの入口での生徒さんの誘導、自己紹介、そして生徒さんのニックネーム等、坂上先生は大変勉強されている事がひしひしと伝わってきました。明日からの本格的なパソコン教室が俄然、楽しみになってきました。

 

 

 

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