ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の96
疲れて休む

 

パソコン教室は約3ヶ月間の長丁場です。

最初は楽しくて頑張って通っていたのですが、

だんだんと疲れてパソコン教室の授業を休む日が出てきました。

 

人工透析の無い日は体力をつけようと自転車でパソコン教室に通っていました。

ですがだんだんと疲れが溜まってその日のうちに疲れが取れない日も出てきました。

そしてパソコン教室に遅刻したり、お昼から出席したりする日もありました。

疲れがひどい時には休ませていただきました。

 

S先輩に相談すると、

「他人と比べずに、あせらずに、少しずつ一歩、一歩自分らしく学べば良いよ」

と話してくれました。

晒さん

僕は長い闘病生活のせいからか焦ってしまって早くパソコンをマスターしようと思い、

知らず知らずのうちに体に無理をかけていたのです。

自分の体はまだまだ人工透析に慣れる段階なのにもう、健康になったと思い込んでパソコン教室に

張り切って通っていたのでした。

 

とにかく、S先輩にアドバイスをいただいたように、

他人はどうあれ自分の体調と相談しながら地道に一歩ずつ進んで行く、

という事が僕の人生の歩き方なんだと思いました。

先を見るとあれもこれもやりたいと思ってあせりますが、

振り返ってみるといろいろと出来るようになった事や達成した事が思い出して来てあせらない様になりました。

身に付いた事を大事にすることにしました。

 

 

パソコン教室では坂上先生に僕の通っている病院の診察券と保険証のコピーをお渡しして、

授業中に何かあった時の緊急の対応の準備をお願いしておきました。

坂上先生は快く受入れてくれました。

なおし

 

パソコン教室では僕が授業を休んだ時には他の生徒さんがノートを貸してくれたり、

教えてくれたりと環境に大変恵まれていました。

 

こうして僕は自分のペースで約3ヶ月のパソコン教室を乗り越えていきました。

 

 

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