ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の124
式を挙げる事になりました。

 

はじめは、式を挙げないで質素に食事会だけで済まそうと考えていました。

食事会の場所の選定などを考えながらもやはり心のどこかで式を挙げて両親、兄弟はじめお世話になった方々に僕とCちゃんの夫婦としての人生の出発を皆さんに見ていただきたいという想いはありました。

そして以前Tさんに教わったように一生懸命にお祈りしていました。

「式が挙げられたらいいなぁ〜」

とう漠然としたモノではなくて、

「Cちゃんがウェディングドレスを着て皆に祝福されながら式を挙げる」

と具体的に祈っていきました。

 

すると不思議な事に僕とCちゃんの仲人を買って出てくれる方が現れました。

SKさんという方です。SKさんはお商売をされていて70歳代の人生経験豊富な方でした。

SKさんと僕たちは面識はありましたがそれほど親しい関係ではありませんでした。

しかし、僕たちの結婚の話をどこかで耳にしてくれたようでした。

僕はSKさんに呼ばれました。

SKさんは

「結婚するときいたのですが式はどうするのですか。」

と尋ねてくれました。

僕は

「食事会をして式は挙げるつもりはありません。」

と答えました。

SKさんは

「それはあかん。式ぐらい挙げておきなさい。」

と話しました。

僕は闘病生活が長かったのでお金が無いので式を挙げない旨を伝えました。

 

そうするとSKさんは

「ワシに全部任せておけ」

と言ってくれました。

 

そして後日、うちの実家の両親に仲人として挨拶に来てくれました。

そして近くの会館を無料で御借りして結婚式を挙げる事が決まったのでした。

 

 

 

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