ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の134
珈琲屋さん

 

夜間の人工透析が終って家に帰る途中でした。

もうすぐ家にたどり着こうとして細い路地に入った時でした。

緊急水道工事があって道路が塞がっていました。

僕のマンションはもう見えていましたが、工事のために通れません。

現場監督は、申し訳ないが30分ほど待って欲しい、との事でした。

 

朝から仕事をして夜間の人工透析をして疲れてもうすぐ家にたどり着こうというときでしたのでがっかりでした。

工事は仕方ないのであきらめて僕は時間つぶしに車を走らせました。

行く当ても無く音楽を聴きながら車を走らせているといつの間にか知らない街を走っていました。

住宅街の中でした。夜の知らない街はなんだか寂しげでしたので車をUターンして元来た道を戻ろうとした時でした。

車のヘッドライトに照らされてぼんやりと「coffee」と描かれた看板が浮かび上がりました。

珈琲屋さんの看板でした。

 

車を止めてよく見るとお店の窓から灯がもれていてまだ営業しているようでした。

夜間人工透析を終った時間ですから夜の10時くらいでした。

こんな遅い時間に住宅街でポツンと営業している珈琲屋さんが珍しく思いました。

僕は不思議にそのお店に引き込まれる様に入って行きました。

 

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