ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の139
ご近所のドナー経験者さん

 

結婚式と披露宴が終ってほっとして落ち着いて、

毎週水曜日に新ちゃんに鍼灸治療をしてもらい、

休みの日にハミングさんに珈琲を飲みにいくのにも慣れてきました。

その頃、新居のマンションにも住み慣れて近所をCちゃんとよく散歩しました。

Cちゃんと散歩しながら新居の近くにどんなお店があるのか散策しました。

 

マンションの近くのお好み焼き屋さんに大根をもらったり、

駐車場をお借りしている大家さんに散歩している時にバッタリお会いして

お菓子をいただいたりしました。

マンションの前には昔ながらの果物屋さんがあってよく繁盛していました。

果物屋さんのおばさんのわらい声がマンションの部屋まで聞こえてきました。

このおばさんに僕たちも果物の食べ方や保存、効能を教えてもらったりしました。

だんだんとご近所さんに馴染んできました。

 

そうして新婚生活がようやく普段の生活に移ろうかとした頃、

あるご近所の方と知り合いになりました。

その方は50代の男性のSさんでした。

最初は挨拶程度でしたが会う度に話をする様になりました。

そして僕は腎臓が悪くて人工透析に通っている事を話しました。

すると驚く事にSさんは

「僕はドナーですよ」

とおっしゃいました。

 

Sさんは息子さんにご自分の腎臓を提供したとの事でした。

Sさんの息子さんは生まれつき腎臓が弱くて、いつかは自分の息子さんに腎臓を提供したいと思っていたそうです。

そうしてドクターと相談しながら検査して時期がやってきて息子さんに生体腎移植をしたとのことでした。

 

Sさんはご自分の腎臓が一つになっても元気に仕事をして健康だとおっしゃっていました。

そしてまたまた驚く事に息子さんの病院は僕と同じで主治医も僕と同じH先生だとの事でした。

 

たまたま偶然に選んだ新居のマンションで、

ご近所でSさんと出会い、

そのSさんがドナーだという事が僕に生体腎移植を考えさせるきっかけとなっていくのでした。

 

毎日を一生懸命に生きて行くと、

「たまたまの偶然は無くて必然の連続の毎日である。」

と教えていただいた事がありましたがその通りなんだと感じる出来事でした。

 

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