僕がチンプンカンプンな顔をしているのをTさんは気づいて昔の事を話してくれました。
Tさんが研究している方象哲学という学問によると、太陽と地球とある個人の関係を方象哲学によってひも解くとその個人の性格、特性、適職、などがわかるという。
父と母は30年以上前に家業の事をTさんに相談に乗ってもらったという事でした。そして僕も当時、小学校4年生の時にその方象哲学によってひも解いてもらい将来重い腎臓病になると言われていたのだそうです。
また、父と母は自分たちの家を建てる時にもTさんに相談して家を建てました。その家も方象哲学で太陽と地球と家の関係をひも解いて家族が幸せになるように家を建てたてました。その家に僕が住み続けていたならばTさんは僕の腎臓病も発病の時期は遅く、病気になっても症状も軽くて仕事を辞める程にはならないとはずだと言いました。
ところがその家の効果で家業が商売繁盛して、もう1件家を建て引越したのです。その家を建てる時にはTさんには相談せずに建てました。結果、方象哲学でひも解いていない家になったので僕の腎臓病が出て来たのだとTさんは言いました。
それでTさんは驚いて絶叫して大きい声を上げたのでした。