Hさんのお母さんからお父さんに結婚の話を伝えてもらうのですが、
僕はそれだけでは物足りないと思いました。
それで僕はお手紙を書きました。
僕が病気になってから今までの事を書きました。
それで僕という人間を分かってもらおうと思いました。
実はそのお手紙がこのブログの原型になっています。
週末にHさんと二人で京都にお父さんを訪ねました。
僕はスーツを着込んで気合い十分でした。
電車に乗って京都に着きタクシーに乗ってHさんの実家に到着しました。
玄関でお母さんが迎えてくれました。
そして奥の間にお父さんの姿が見えました。
緊張しながら奥に通されてお父さんとはじめてお会いしまいた。
お父さんは柔和な方でした。
しゃべり方もゆっくり静かに話す方でした。
お父さんは西陣で手機を50年以上されている職人さんでした。
僕がお父さんに結婚の旨を伝えると了解して下さいました。
そして僕がお母さんに託けた手紙を読んでくれていました。
お父さんは病気の事や仕事の事に一切触れずに
「努力する方が好きです。」
と言ってくれました。
横に居たHさんは涙を流していました。
僕とHさんは両家のご両親に祝されて結婚する事になりました。