パソコン教室では表計算ソフトの山場の「絶対参照」と「複合参照」が終わりました。
テキストを読んだかぎりでは難しい印象でしたが、
坂上先生の説明を聞くとゆっくりでしたが確実に身につける事ができました。
坂上先生も表計算ソフトの「絶対参照」と「複合参照」は特に力をいれて教えていて、
この項目はパソコンインストラクターの力量の差が出るところだと言っていました。
そして引き続いてワープロソフトの授業が始まりました。
ワープロソフトの授業に行くまでに毎朝1時間のタイピング練習のおかげで、
生徒さん達もタイピングが身に付いて来て早く打てる様になっていました。
それでワープロソフトの授業へもスムースに進む事ができました。
これまで坂上先生の授業を受けて来て気がついた事がありました。
先生はあまりマウスを使わないように指導されてきました。
その代わりにショートカットキーをたくさん使う様に教えてくれました。
坂上先生は
「初心者の方はマウスが便利でよく使うのですが、
マウスの矢印ポインタを的のボタンに合わせるのは実はとても疲れる作業なのです。
的が小さいからです。
この作業が1日10回程でしたらマウスでもかまいませんが、
企業に就職して1日パソコンの前に座ってする仕事になると1日に何十回、何百回と、
この作業をするのは本当に疲れるのです。やってみると分かります。間違いも増えてきます。」
と言いました。
「ですのでショートカットキーで出来る作業は覚えた方が楽なのです。間違いも減ります。」
と納得いく様に教えてくれました。
もう一つは、坂上先生はテキストに沿って授業を進めるということはしませんでした。
なぜならテキストよりもご自分の教える方法が生徒さんにとって分かりやすいからと、
長年の指導で経験したからと話しました。
その代わりに授業である項目を学ぶとテキストで該当ページを開いてチェックペンで印をするという方法で、
後で復習しやすい様に配慮もしてくれていました。
ですので授業が進むのがとても早くて分かりやすかったのでした。