ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の56
身体障がい者採用 というのがあるよ

 

S先輩に激励を受けた事を僕はもう一度キチンと整理してみた。

身体障がい者になって事に気落ちするのではなくて、僕自身の人生の勝利者になる事。

それには今の状態でも幸せだと感じられる生活を送る毎日の積み重ねなのかなとおぼろげながら感じた。

 

そして具体的にどうしたら良いか分からなかったので、Tさんに教わった祈りを応用してみた。

今までは腎臓病完治の祈りでしたが、今度は人生を幸せになる様にとの祈りに変えて、祈り続けました。

 

ある日、病院の定期検診でH先生が

「身体障がい者の就職をうちの病院でも採用しているよ、

一度話しておくから担当部門に行って話を聞いてみるといいよ。」

と明るく元気に話してくれました。

h先生

 

僕は全くなんの事か分かりませんでした。

診察の帰りにH先生に紹介された部門によってみました。

 

その部門の担当の方は丁寧に僕に教えてくれました。

身体障がい者は何らかのハンディをもっているために、健常者の方と一緒の条件で仕事に就いて働くのは無理があるので、身体障がい者が働きやすい様に企業が働く環境を整えているんだと教えてくれました。

 

僕はまだピンときませんでした。それで僕の場合について具体的にはどういう事か尋ねました。

担当の方は、僕の場合は力仕事は無理なので座ってする仕事が向いている。つまり事務仕事だと教えてくれました。そして、残業と出張が無くて勤務時間も短い方がいいと思う。と教えてくれました。

 

後は自分がどの程度の仕事なら出来るかをよく見極める事。そして採用する企業側も何が出来なくて何が出来るのかを具体的に知りたいのでよくよく考えて決める事と教えてくれました。

 

この病院の部門では事務仕事で僕に合っていましたが、通勤が自家用車は不可との事でした。

僕の住んでいる所からバス停までは遠いので自家用車で通勤したかったので、H先生の紹介してくれたこの部門は僕には条件が合わないのでお断りしました。

 

ですが、身体障がい者採用というのがあってその採用枠でもしかしたら社会復帰できるかもしれないと希望が湧いてきました。

 

身体障がい者になりましたが今度は逆にその事で人生が開けるかもと思えてきました。

 

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