ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の69
新しい担当

 

初出勤から約一月経ったころ、K部長から僕に新しい仕事の担当が与えられました。

 

今度新しく会社に確定拠出年金制度というのを導入する事になりその担当に僕が仰せつかりました。

K部長が言うには、この制度はうちの会社では初めての制度の導入なので誰も仕事のやり方を知らないとの事でした。自分でどのようにしたら間違いが無く早くできるかよく考えて進めていって欲しいとの事でした。失敗しても責任はとってやるから思い切ってやってみろ、との事でした。

僕は確定拠出年金制度の仕組みを運用する信託銀行に何度もやり取りをして勉強し、そして誰がこの制度に当てはまるのかを調べました。

僕の地区の事業部は約200名でほとんどの方がこの制度に当てはまることが分かりました。

僕はこの時はまだ事業部の方の名前を10人程しか覚えていませんでした。

やはり名前を覚えない事には仕事になりません。

M係長さんのアドバイスでまずは各職場の係長さんの顔と名前から覚える事にしました。

 

後、この確定拠出年金制度はお金が関わってきますので毎月の年金制度の掛け金の締め日が設けられました。この締め日までに毎月本社と担当の方とやり取りしなければいけません。僕は本社の方の名前も知りませんでした。本社の方の名前も覚えました。

そして入社した時にもらった事業部と本社の編成表をにらめっこして必死で名前を覚えていきました。

総務室に来た社員の方や、廊下を通った方の名前を向かいのデスクのHさんに

「今のはどなたですか」

とた尋ねながら覚えていきました。

とにかく名前を覚えないと仕事にならなかったのです。

 

この仕事を与えられたおかげで僕は事業部と本社の方の名前と編成と覚える事が出来ました。

また本社だけでなく各支店の方の名前も覚えていきました。

 

前職が教員でしたので会社がどのように仕事を進めていくか全く知らなかったのです。

僕は会社の仕組みを覚える事が出来ました。

 

 

 

 

 

 

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