ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の155
看護師さんにお世話になりました。

 

移植後に僕が一番お世話になったのが、

病棟の看護師さん達でした。

僕は手術後は全く身動きが取れませんでしたので、

1日に何度も何度も看護師さんが病室にきてくれました。

手術後は傷口がまだ完全にふさがっていませんでしたので、

痛くてベッドの上で寝返りを打てませんでした。

ずっと同じ姿勢で寝ていると血行が悪くなってきます。

血行が悪くなると良くなるのが遅くなります。

それで看護師さんが2人がかりで僕の姿勢を変えてくれました。

ですがこれが大変な事で動くと傷口が痛いし、その上お腹から管が2本出て、おチンチンから管が1本、背中に麻酔の管が1本出ています。

少しでも体を動かすとそれらの管も動いてお腹やおチンチンにダメージを与えるのです。

看護師さんは傷口と管に気を使いながらの重労働で大変、申し訳なく思いました。

 

毎日の決まり事は朝の体温、血圧、尿量の確認、お薬、でした。

病院の朝は早くて6時30分くらいには動けない僕を助けてくれて、

朝の決まり事をこなすのでした。

その時に看護師さんが声を掛けてくれる事がどんなお薬よりも元気になるのでした。

看護師さんはその時々の僕の顔の表情や声で僕の調子を診てくれるのでした。

 

僕が一番恥ずかしくて、看護師さんに申し訳なく思ったのはオムツでした。

術後は僕はオムツをしていました。

トイレまで行けないからです。

オムツをつけることがとても恥ずかしいのにそれ以上に恥ずかしいのは、

オムツ替えでした。

これも自分では替えられませんので看護師さんお願いすることになります。

僕は無防備になって看護師さんにオムツを替えてもらって、

体を清潔に保つために体を拭いてもらうのでした。

看護師さんは嫌な顔をせずに気持よく替えてくれるのでした。

 

世の中にこんな尊いお仕事があるのかと感動しました。

 

 

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コメント

  1. 本日はありがとうございました。山の上カフェ紀泉のママです。
    まだ1話だけですが読ませていただきました。
    また前後たどりながら読ませていただきますね。
    主人(マスター)が年末まで入院してましたので、オムツ替えのことなど、他人事ではなかったです。

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