H先生によると僕の腎臓はigA腎症という病名だった。
僕は何の事か、さっぱり分からなかった。
そもそも腎臓とは何なのか。
腎臓が病気になったらどうなるのか。
僕のお腹の中のどの辺りに腎臓があるのか。
腎臓はどれくらいの大きさなのか。
igAというのは何なのか。
H先生はまず最初に腎臓について分かりやすく僕に説明してくれました。
「腎臓は実は2つある」
とH先生はおっしゃった。
僕はびっくりした。
2つもあるなんて知らなかった。
腎臓の大きさは、にぎりこぶし、
つまり僕の手がじゃんけんのグーのときの大きさが、僕の腎臓の大きさで、
背中側の腰の上の方にあるという事だった。
そして腎臓のカタチはちょうど空豆に似ているという事だった。
H先生は次に腎臓の仕事について明るく元気にお話してくれました。