パソコン教室で坂上先生はタイピングの練習を毎朝1時間を授業の中に入れてくれました。
生徒さんそれぞれがその時間内に個人練習をしました。
授業が始まる前に、朝早く来て熱心に練習している生徒さんもいるようでした。
僕も参加したかったのですが体調の事を考えて参加はしませんでした。
タイピングは合格基準を決めてくれました。
タイピングの練習ソフトで1分間に150字入力できて、ミスタッチは5回です。
これをパソコン教室の3ヶ月間の間に出来る様になりましょうということでした。
最初はとてもそんなレベルではありませんでしたが、3ヶ月後には僕は200文字を
超える様になっていました。
タイピングの練習と平行してエクセル等の表計算ソフトの授業が本格的に始まりました。
坂上先生は
「表計算ソフトはタイピング能力がそれほどいらないから。遅くても確実に入力できればできる」
と言っていました。
「表計算ソフトは計算機の集まりです。目標は絶対参照と複合参照が出来る様になる事です。」
と坂上先生は言い、
「これは企業でも使いこなせている人は少ないです。でも使いこなせると仕事が楽になります。
そしてすこし難しいですが私の授業に出てくれれば必ず誰でも使いこなせるようになります。」
と力を込めて、声を張り上げて宣言していました。
パソコン教室は毎朝のタイピングと表計算ソフトを中心にしばらく授業は進んで行きました。