ありがとう腎臓病

このブログは25才で腎臓病と診断されたKIYOKUNが、ある人からの「腎臓病に感謝」という言葉をきっかけに、毎日を精一杯生きてHAPPYな人生を歩む物語です。

其の100
Rちゃんの入院

 

Rちゃんはその後、僕のお世話になっているK病院に入院しました。

Rちゃんは入院して直ぐに人工透析を受けました。

Rちゃんはシャントをつくっていなかったので、鼠径部(そけいぶ)にカテーテルを入れて

人工透析をしたのでした。

そして、シャントをつくる手術も行われました。

シャントは手術後、約2週間しないと人工透析につかえませんのでRちゃんはしばらくは鼠径部から人工透析を受けていました。

 

僕の人工透析の日に看護師さんが

「Rちゃんが別の部屋で人工透析してるよ」

と教えてくれました。

僕は自分の人工透析が終ってからRちゃんの様子を見に行きました。

Rちゃんは落ち着いて人工透析を受けていました。

僕は最初の頃はビクビクしながらの人工透析でしたが、

さすがにRちゃんは穏やかに受けていました。

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Rちゃんはスッキリした顔で

「人工透析をして楽になったよ」

と言いました。そして

「ありがとう」

と僕に言ってくれました。

僕も粘りに粘っての人工透析の導入でしたのでRちゃんにお礼を言われると、

照れくさいモノがありました。

 

僕は

「僕の隣のベッドが空いているから、今度からそこで一緒に人工透析をしようよ」

とRちゃんに言いました。その方が楽しいと思ったからです。

スタッフの方も快く準備してくれました。

 

Rちゃんと僕は横に並んだベッドで一緒に人工透析をすることになりました。

 

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