僕に自覚症状が現れて、だんだんとしんどくなってくると、仕事に対する情熱も、だんだんと薄くなって来ている様に感じました。
今から振り返ると無茶をしていたんだと思います。
それどころか、無理を重ねて腎臓に負担をかけ続けていたと思います。
今ならもっと早く仕事を休んで、治療に専念した方が良いと判断できます。
ですがその当時は、「病気は気からだ!」とか「仕事はなにがなんでもやり切るものだ」とか
「根性と想いで病気も治る」と思っていました。
ですが、その気合いの想いとは逆に病気は進行し、しんどさも増していきました。
僕は「まだまだ根性が足りない」と思っていました。
ある時、校長先生に呼ばれました。
「仕事より体が大事」
「一生の問題」
「ゆっくり休んで治したら良い」
「半年くらい休んで治せ」
と話してもらいました。
校長先生が僕の状態を見かねて話してくれたおかげで、僕はド根性で体に無理をさせて仕事に行くよりも、楽になりたいと思う様になりました。
僕は仕事を休んでigA腎症をキチンと治そうと決心しました。